Fender USA American Elite Precision Bass

（Champagneカラー）

フェンダーレギュラーモデルの最上位モデル”Fender USA American Elite Precision Bass"。

【コラム】ギターを賢くお得に売るための中古マージン率という考え方

2018/11月調べ

特徴

American Elite Series（アメリカンエリート）はフェンダーレギュラーモデルの最上位に位置付けされる。その持てる技術と最新の科学的なアプローチにより、多様なサウンドとプレイアビリティを生み出すことに成功した。

2016年に前身モデルであるAmerican Deluxe Series（アメデラ）が生産終了となり、いわばアメデラの進化系として世に放たれることなる。

アメリカンエリートモデルはベーシストが求めるすべてのニーズを調査・分析することにより、すべてのベーシストが一歩先のモダンなフェンダーベースを手にできるよう開発され、決してビンテージのトーンに囚われることなく次世代のフェンダーサウンドを打ち出している。

前アメデラシリーズの特徴であったPJスタイルのピックアップ構成、グラファイト補強のされたネック、軽量なセミオープンチューニングシステム、豊かなサステインが得られるハイマスブリッジ、パッシブ切り替え付きの4つまみコントロールはそのまま引き継がれ、新たにピックアップ、プリアンプ、指板、フレット、ネック型がリファインされた。

18V駆動の新開発プリアンプはレンジが広く、ブースト時でも歪まずパワフルでクリアなサウンドを作ることができる。

ナロートール（細くて高い）フレットが打たれた指板は9.5R〜14Rコンパウンド・ラディアス指板が採用され、ネックシェイプもナット部はモダンCシェイプ、ヒール部はモダンDシェイプとし大胆なポジション移動やハイポジションでのテクニカルなフレーズもストレスなく弾くことができる。

フロントにスプリットピックアップ、リアには前N3ピックアップを改良した第4世代ノイズレスピックアップをマウントした。

フェンダーは90年代以降、ギターとベースのシングルコイルピックアップの改良に長い年月をかけてきた。古くはストラトに搭載されたレースセンサーピックアップから始まり、今回のノイズレスピックアップは第4世代目となる。

相場
"Fender USA American Elite Precision Bass"

（Champagneカラー）

【コラム】ギターを賢くお得に売るための中古マージン率という考え方

2018/11月調べ

市場動向

フェンダーサイトを見てみると定価は前アメデラシリーズよりも¥40,000程抑えられているのがわかる。

2018/11月調べの新品市場は概ね定価付近で推移しており特価品なども見受けられなかった。レンジは¥220,000〜¥270,000とトップでは定価よりも高額で強気の価格設定も。アッシュ材が用いられた杢目が浮き出ている個体が高価格な傾向。

中古市場はとにかくモノが少ないこともあり、まだまだあまりお得感は少ない印象だ。レンジとしては¥200,000〜となっていて新品と大差ないことがうかがえる。

買取リストもイシバシ楽器のみの提示で¥130,000、期間限定20%アップで¥156,000となっていた。

中古市場にほとんど出回っていないアイテムの売却をお考えの方は強気の交渉が吉と出る可能性もあるが、逆に低評価（中古市場に出回っていない＝不人気）になることもありうるのでショップ選びには十分注意が必要だ。

2018/11月調べ

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前身モデルであるFender USA American Deluxe Precision Bassの情報は下記ページにて公開中。

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